よく「散歩は体にいい」と聞きますが、なぜそういわれているのでしょうか。散歩によって得られる効果について見ていきましょう。
まずは気分転換ができる点です。散歩をしながら周囲の景色を見たり、自然の音を聞いたりすることで脳がリラックスします。また、太陽の光を浴びることによってセロトニンの分泌も促されます。セロトニンは別名、幸せホルモンと呼ばれる脳内神経物質でストレス解消に効果があることがわかっています。散歩をすることで気分転換ができ、ストレスも解消できるため前向きな気持ちになれるのです。
運動不足になると精神面にも大きな影響を及ぼします。脳は疲れていても身体活動量は減っているため体は疲れていない、という状態になります。その状態が続くと不眠を引き起こすなど精神面にも不調をきたしてしまいますが、散歩をすることで程よい疲れが残るため眠気も自然に訪れるようになります。不眠が解消され質の高い睡眠をとることができるようになり、心身の不調も改善できるでしょう。
このように散歩によって得られる効果はいろいろありますが、ただダラダラと歩いているだけでは意味がありません。散歩の効果を上げるためにも以下のポイントに注意してください。
まずは毎日続けることです。毎日行うことで生活リズムが整いやすくなるため、睡眠の質も高くなります。また、毎日動くことで全身の代謝がよくなり体質改善にもつながります。脳にも刺激が与えられるため、ストレス発散になり精神面も安定しやすくなります。ただし、姿勢に気をつけながら散歩をするようにしてください。視線が下に向いて猫背になっていませんか。背筋を伸ばして体の軸が一直線になるように体幹を意識しましょう。体のバランスが整い、疲れにくくなり腰痛も改善します。
散歩をする際に気になるのが時間と場所です。一般的に30分以上歩くと効果が得られるといわれていますが、20分ほどで有酸素運動になるため大体20~30分を目安に歩くといいでしょう。また、太陽の光を浴びることでセロトニンの分泌が促されますが、その効果は15分ほど経たないと得られません。最低でも15分以上は行うように心がけてください。
場所は気分のよくなるところならどこでも構いませんが、おすすめは自然豊かで緑があふれる公園です。自然の中で散歩をすることで癒しの効果が得られるのでリフレッシュに最適です。季節ごとに移り変わる草木や花、生き物の声など目や耳から入ってくる自然の色彩や音は脳に刺激をもたらします。
名古屋市北区のおすすめ散歩スポットを紹介しています。散歩によって得られる効果や継続のコツなども紹介していますので参考にしてください。当サイトへご意見・ご感想はこちらからお願いいたします。
散歩が長続きしない理由はいくつかありますが、外出のためにわざわざ着替えることを面倒に感じたり、疲れが残ったりして前向きに取り組めず、途中で挫折してしまう人が多いようです。少しでも長く継続したいなら環境を整えることを考えましょう。公園付近に住むと思い立った時にすぐ散歩ができるのでおすすめです。
散歩を楽しめる場所はいろいろありますが、当サイトの一押しスポットは名古屋城周辺にある名城公園です。野球場やテニスコート、ランニングコースなどさまざまな運動施設があり、多くの人が利用しています。公園内には小さな子どもがいても安心して利用できるカフェも併設されており、運動だけでなくランチも楽しめます。
運動不足を解消したいなら手軽にはじめられる散歩がおすすめです。太陽の光を浴びながら散歩をするとセロトニンという脳内神経物質が分泌されるため、ストレス解消にも効果があります。また、周囲の景色を見たり、自然の音を聞いたりすることで脳がリラックスし、適度な疲労感を感じられるため睡眠の質も高くなります。
感染拡大が続くコロナウイルスの影響によりテレワークを導入する企業が増えています。しかし、テレワークは通勤にかかる移動がなくなるため運動の機会が減少し、「運動不足になった」と悩んでいる人も少なくありません。運動不足の状態が続くと生活習慣病のリスクが高まったり、ストレスを感じやすくなったりと心身に不調をきたしてしまいます。